ゲンゴロウ
『ウィキペディア日本語版』による解説
ゲンゴロウ(源五郎)は昆虫綱コウチュウ目オサムシ上科に属する水生の数科にまたがるゲンゴロウ類(ゲンゴロウ上科として一括する考え方もある)の総称。またその中でもゲンゴロウ科 (Dytiscidae) のみを指したり、ゲンゴロウ科に属する日本最大種Cybister japonicusのみの標準和名として用いられる。同じオサムシ上科の水生グループでも、幼虫が鰓呼吸をするコガシラミズムシ科やミズスマシ科はゲンゴロウ類には通常含めない。
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甲虫目ゲンゴロウ科で日本各地の水生植物が生えている、流れがやや緩やかな小川に生息しています。成虫は黒緑色のやや平たい形をしています。体長は30?45mmで、出現期は4?10月です。水中で生活し、成虫は弱ったり死んだりした魚を食べます。幼虫はどう猛で小魚などをとらえて食べます。幼虫も成虫も呼吸は水面の空気から酸素を取り込みます。成虫は尾から取り込んだ空気を上翅と腹部の間に溜めるため、2?10分水中に潜ることができます。危険を感じると胸から悪臭の液を分泌し、身体の後方の腺からはアンモニア臭の白い液を分泌します。ゲンゴロウを食用とする地域があります。東北地方ではつけ焼き。長野付近では翅と頭を取り除き、油で炒めて食べます。中国ではそのまま油で揚げて食べます。レッドデータブックの準絶滅危惧種に指定されています。

