ネット掲示板やネットコミュニティーなどのルールやマナーに反する行動を続け、他の参加者から不快感を持たれる人のこと、またその行動。「
嵐」と表記する場合もある。
”荒らし”のタイプとその傾向
”荒らし”行為には様々な形があるが、
* 他人の意見を聞かず自分の主張ばかりをする自己中心的なタイプ
* そのコミュニティーや掲示板では望ましくないとされる書き込みなどを無自覚のうちにやってしまう天然荒らしのタイプ
* 何らかの理由からそこコミュニティーや運営組織に恨みを持ちとにかく何でもいいから迷惑なことをやり続けるテロリスト的なタイプ
など様々なものがある。
天然荒らしのような無自覚の荒らしの場合、他の参加者の配慮によって被害が広がらない場合もあるが、テロリスト的なタイプの荒らしなど確信犯的な荒らしの場合、運営者や周囲が確固たる態度で臨むしかないことが多い。
またこういう確信犯的な荒らしの一部には、ある種の政治的・宗教的な利害関係があり、そのためにネット上で運動を行った結果、荒らし的行動となる場合もある。こういう場合執拗なネガティブキャンペーンという形で荒らし行為が発露する場合が多い。
”荒らし”への対抗策
荒らしの対策はなかなか難しく、ネットコミュニティー全般での悩みの種ではあるが、とにかく誰が見ても分かる違反行為は削除・違反報告するなど、コミュニティー参加者同士の良心的な行動で荒らし行為者の暴走を抑えることが可能である。
例えば、
2ちゃんねるのように削除人がはっきりしている掲示板の場合、削除依頼のみをしてその後は荒らしを放置する、という対処法もあり、2ちゃんねるではそのような方法が推奨されている。
不適切な書き込みを排除するシステムが、ソフト・ハード両面で整備されていることが荒らし被害を小さくする傾向はある
しかし、一旦場が荒れ始めるとお互いが疑心暗鬼になり、ある種の
魔女狩り的様相を見せてしまう場合もある。とにかく、荒らしに煽動されぬよう冷静さを保つことが肝要である。
”荒らし”の功罪
荒らし行為とその煽動により崩壊したネットコミュニティーは少なくない。
ある種の荒らし・煽動行為もやり口が徐々に進歩しており、荒らし行為が全くなくなることはないであろう。
しかし、荒らし行為をきっかけに、そのネットコミュニティーの問題点が洗い出され、システム改善などの形でコミュニティー機能が向上した例も少なくない。
様々な意味で”健全な”コミュニティーを形成する、それが最大の荒らし対策である、とも言えるかも知れない。